絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

自分のイビキを聞きながら

昔からたまに「イビキがうるさい!」と言われることがあって、しかしぼくとしては死人のごとく静かに眠っているつもりなので、「そんなこと言われてもなあ」と困惑していた。
恒常的同居人がいない生活では真相解明は難しいと長く思い込んでいたのだが、ふと気がついた。録音すればいいんじゃん。
録音してみた。十時間録音できる機器で寝てから起きるまで全部。
それを再生しながらご飯を食べたり本を読んだり仕事をしたりするのが最近の日々。

はい。イビキかいてました。

ふが~!

でもこれが人並みよりひどいのかはよくわからない。一晩中とかでは全然ない。だいたい就寝から1時間半後くらいと明け方起きる1時間前くらいが多いようだ。短いときで数分、長いときは20分近く続く。
どうも上を向いて寝るとイビキをかきやすく、横を向いて寝るとかきにくい。疲れているとき、お酒を飲んだときなど、今楽しく比較研究中♪

就寝時の音声というと寝言というのもあるが、寝言をいうと指摘された記憶はほとんどない。そして今回の録音にも寝言らしきものはまだ確認されていない。人の指摘はやはり正しいものなのだな。