絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

2008-01-01から1年間の記事一覧

よいお年を。

今年もあと一日と少し。お世話になった方々ありがとうございました。来年もいい年でありますように。

鍋忘年会♪

年賀状書き終える。よかった。これで元日に着くだろう。まだ大掃除が残っているが気分はだいぶ楽になった。今日はこれから今年最後の忘年会。楽しんでこよう♪

あと一週間

年賀状を書く準備として名刺整理を。いやあ時間がかかる。いったい一年に何枚交換しているんだろう?顔を思い出せない人は……しょうがないよね。

これまでのところ、

アンドロメダ大サーカスの情報は一件も寄せられず。誰も知らないのかなあ?そもそもそんなお話は存在せず、ぼくがUFOに誘拐されたとき植えつけられた偽の記憶なんだろうか。まだまだしつこく情報お待ちしています。(おまけコーナー参照)

ひとつひとつ片付けるべし

今年も残すところ十日あまり。来年出る絵本のラフが上がってきて検討中。年賀状も書かなきゃいけないなあ。すごく忙しいというわけではないけれど、やはり気ぜわしい年の暮れ。

紅葉とギャラリーめぐり

昨日はぴかぴかのお天気の下、駒込の六義園をお散歩してきた。今年は冷え込みが少ないのでまだ真っ赤な紅葉も残っていて満足。平日は空いていて実にのどか、都会のオアシス。赤坂へまわり、日本財団ビル1Fのスワンカフェで、ひびのさほさんの個展「スワンカ…

箱の中の山2

先月日記に書いた「箱の中の山」が収録された「佐藤さとるファンタジー全集12」を借りて読む。小学生のとき以来だし断片的にしか覚えていなかったのに、読み出すとどんどん思い出してきた。読む前に次の行がわかる感じ。細かな言い回しまで、そうそう、そ…

アンドロメダ大サーカス

一年半ぶりに「おまけ」コーナーを更新。季節外れの怖い話。トップからご覧ください。

箱の中の山

子どものころ読んで印象に残っている、しかしタイトルや著者名がはっきりしない物語を、ふと思い立って探してみることがある。・たぶん学研の雑誌「科学と学習」の別冊「読み物特集号」で読んだ。・主人公が箱庭を作る話だった。・今思うと挿絵は村上勉だっ…

「ビビを見た!』会

銀座で大海赫ファンの集い『ビビを見た!』会に出席。大海先生の代表作『ビビを見た!』や『クロイヌ家具店』は30年も前に書かれたものだがその輝きは今も色あせることなく、むしろ光芒を増しているようにさえ思われる。童話なのだから子どもたちに読んでも…

眠れぬ夜はもういらない

昨日の日記について、教養あふれる方からさっそくご教示いただきました!歌舞伎の家紋のデザインに由来しているそうです。丸は、片岡仁左衛門家の家紋四角は、市川團十郎家の家紋だから歌舞伎揚だったんですね。これでぐっすり眠れるぞ。明日21日(金)21…

四角い方が微妙にかじりやすい

歌舞伎揚という菓子が好きである。ふと気がついたのだがこれの包装紙に妙なことが書いてあるではないか。「このおせんべいは、丸い形と四角い形があります。」そんなことは知っているし、見りゃあわかる。が、どうも腑に落ちない。最初の疑問はなぜそんなこ…

大きなものはゆっくり動く

日曜日だが、絵本の打合せ。動きだした感じがする。

秋は着実に歩を進め

雑司が谷霊園はだいぶ色づいてきた。200メートルほど離れた護国寺はといえば、こちらはほとんど緑のまま。日当たり等の条件が大きく違うとは思えないから、樹木の構成が違うのだろう。まだ寒くなりきらない今の季節は一番好き。急ぐことはない、ゆっくりゆっ…

フランスの赤と白

ワインではなく映画の話。角川シネマ新宿2で『赤い風船』と『白い馬』、1956年と1953年制作のアルベール・ラモリス監督作品。どちらもシンプルで寡黙であるゆえに深いところへ到達する傑作。題材は違いながら構造は極めて似通った2本で、あわせて観られた…

更新

著書紹介を更新。『おばけのもちつき』の詳しい情報をアップしました。一般書店に流通しない仕事はHPで紹介してこなかったのですが(興味を持ってくださっても購入できないから)、これは一冊丸ごとの大きな仕事なので載せておきます。たまたまお子さんが…

おばけは夏以外もがんばっています。

竹内通雅さんに描いていただいた『おばけのもちつき』(世界文化社 おはなしワンダー12月号)が完成、手元に届く。ぼくの13冊目の絵本。幼稚園・保育園を通しての直販のみ、一般書店には並びません。評判がよければそのうちハードカバーになって書店で買える…

絵本屋さん巡り

三鷹台のビーラビッツで『大千世界のなかまたち』(スズキコージさく 福音館書店)。現在流通してる『大千世界の生き物たち』(架空社)にはない巻頭のカラーページが嬉しい一冊。高円寺のえほんやるすばんばんするかいしゃで『絵本づくりサブミッション』(…

「お話には時間が流れている」

神奈川県手作り絵本連盟の方にお招きいただき大船へ講演に。絵本作りにただ一つの正しいやり方などなく、十人作家がいれば十通りのやり方があるものなので、ぼくはこんなことを考えながら作っているということを「のんのんさん」や「へびのはなし」を読みな…

言い訳するやつは嫌だよね。

全く突然、明日までにやるべきことができた。これからやる。燃えてきたぞ。

発見発見!

発売中の小学館の読み聞かせ雑誌「おひさま11月号」に「はっけんはっけん」というお話を書きました。絵は山本祐司さん。ぼくにしては珍しく「!」を多用していますが、山本さんの絵がおっとりしているから決して下品にはならないのです。絵と文がうまく組…

いい気分でふらふら

午前・午後とそれなりに仕事したような気になれれば夕方から出かけるのは悪くない。昨日は新富町のギャラリー福山で田中清代展銀座アートスペースでたけうちれいこ絵本原画展「カメレオンのやんとん」今日は原宿シーモアグラスで、以前「むれげったん」で「…

責任者の蛮勇に苦笑しつつ乾杯

「OFF THE WALL~PINK FLOYD SPIRIT~」 http://www.tate.jp/offTheWall/コピーバンドで5000席の会場を埋めようって……これほど無謀なチャレンジは久々に見た。どう考えても半分入ればいいとこだろ?遠い国からやってきてがらがらのホールでプレイするなんて…

最終日と初日

小雨降る中今日で終わってしまう展覧会に。浅草の孔雀堂画廊で木村晴美個展「every day and the sun」。目が覚めるようなきれいな色、生きた色。吉祥寺トムズボックスで「酒井駒子展」。あまり個展をやらない方だから間に合ってよかった。下北沢のギャラリー…

もりのおふろ

お薦め絵本を更新。『もりのおふろ』 西村敏雄・さく 福音館書店どうぞご覧になってください。

いったいどうやって!?

『おしゃれなのんのんさん』がラジオで朗読されるようです。http://www.nippan.co.jp/ohanashi_marathon/ohanashi/kbc/index.html26日(金)九州朝日放送 KBCラジオ28日(日)南日本放送 MBCラジオし、しかしこの絵本は文だけではほとんど意味が通じな…

あまりうれしくないこと

どうも最近ご飯が臭う。炊きたてはいいのだが、時間をおくとよくない。気のせいではないと思う。夏が終わってからこんなことが気になりだすのも面妖な話だ。原因を考えてみた。お米が悪くなった。炊飯器が悪くなった。水が悪くなった。嗅覚が鋭くなった。さ…

We say goodbye before we've said hello.

英国のロックバンド「ピンクフロイド」のメンバー、リック・ライトが亡くなった。十代から最も愛し聴き続けてきたバンドだけにショックである。2005年のチャリティーコンサート、ライブ8でのステージが4人揃っての最後の演奏となった。ぼくがリック・…

心地よい季節は・・・

春も眠いが秋も眠い。

編集者の記憶力

絵本を作り始める前に長編児童文学を書いていた時期があった。そのころ目標にしていたのが講談社の児童文学新人賞で、三度応募して二度は最終候補に残ったものの結局受賞できなかった。昨日、東池袋の「ここ!ふらここ」に木村裕一さんとその生徒さんたちの…