絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

電信柱と妙な男

十月も終りか。それはまあいい。ちょっと前のこと、スバラシク背の高い人と会った。明らかに190cm超級。並んで歩きながらしゃべっていると、思わず笑ってしまうような妙チキリンな感覚がある。そこで思い出したのがこの絵本。『電信柱と妙な男』 小川未…

さーてさて、

何か見えたような気がする。昨日の名人の言葉は「あきらめてはいけない」「功をあせってはいけない」と意訳することもできるな。

集中するぞ集中するぞ集中するぞ。

追い詰められても最後はなんとかなると思っている。「助からないと思っても助かっている」は将棋の大山康晴十五世名人の言葉。「最初のチャンスは見送る」というのもある。名人の言葉は深い。浅いように見えても深い。たぶん、ね。

歩きながら考えたい。

夜の散歩が好き。落ち着いて考えごとに浸れるから。歩き出して10分、いい感じに思考が深まってきたところに雨が振り出し、つくづく冴えない気分で帰ってきた。それなのに。なんだ、もう止んでいやがる。もう一度出てまた降ってきたらいくらなんでも不愉快…

今日のような日、便利です。

西友ネットスーパーというのをときどき利用する。ネットで注文すると当日か翌日に配達してくれるから雨続きの折などはとても便利だ。5000円以上で送料無料。生鮮食料品で5000円分は一人暮らしにはきついので米とかペットボトル飲料とか日持ちするものを多く…

とまとまと!

昨日は ☆ポポタム☆ で竹内通雅さんの個展を観る。新刊絵本「たこたこふうせんとまとまと」の原画が中心。タイトルいいなあ。とまとまと。歌って踊れる絵本作家の竹内さん、音楽仲間を伴ってのライブ演奏もあり、秋の夜の会場は熱く盛り上がったのでありまし…

物騒な世の中だが

爆弾テロみたいな音がするから何かと思ったら、どこかの部屋でリフォーム工事をやっているのだった。なんでも一ヶ月あまりかかるというのだった。小さな部屋のリフォームにそんなにかかるとは核シェルターでも増設するんだろうか?

モノは捨てたときゴミになる。

鬱蒼とした庭木のある隣家の方は、毎朝落ち葉を掃いている。大変そうだ。しかし落ち葉は元来ゴミではない。自然の中では土に還り再び木の養分となる循環の一部だ。燃えるゴミに出されては葉っぱのフレディーも浮かばれまい。庭の隅に埋めるとかで何とかなら…

kodansha VS kudanshita

今日はいろいろなところへ行って、意外な人に会ったりもした。が、そんなことはまるで書かず、地下鉄のホームでふと気がついたことを書く。ローマ字で書くと講談社と九段下は似ている。

男はつらいよ

窓を開けて仕事していると道行く人の声がよく聞こえる。夕刻、保育園帰りかと思しき親子の会話。母「せっかくパパが迎えに来てくれたのに、ママがよかったって言ったら、パパどう思う? 悲しいでしょ?」娘「うん……」パパよ、背中を丸めるな。明日という字は…

知を増せば憂いを増す

おはなしにぴったりの絵描きさんを見つけるのは難しい。書いている途中で、この人しかない!とひらめくこともあり、そういうときはいいのだが、ひらめかないときは悩み苦しむことになる。具体的な候補を頭に置き、あの人だったらこんな風になるだろうかと想…

中日優勝

阪神は中日にさっぱり勝てなかったからな。残念だがやむなし。また来年。

十六夜

今宵の月の明るく眩しいこと。あれが自ら発光しているのではなく太陽の光を反射しているだけだなんてどうして信じられるだろう?

才能はジャンルを超えない?

阿佐ヶ谷に風船舎という古本屋がある。昔ばるん舎という出版社もあったが、関係があるのかどうか知らない。多分ないんだろう。そこで百円均一でふと買った絵本(?)『もっぷでやんす』中島みゆき・作ぼくは中島みゆきは天才だと思っている。しかしこれはな…

夜の使者

ヤモリが網戸に張り付いていた。子どものころトカゲもカナヘビも好きだったが、ヤモリはちょっと苦手だった。目が怖い。細くなった瞳孔の周囲が暗い金色で、いかにも夜の世界からやってきたという感じがした。うちを守ってくれるからヤモリ(家守)、いじめ…

六義園のカメもデカい

六義園のザリガニは小さい。小さくて撮れなかった。

六義園のコイはデカい

雨上がりの六義園

花も紅葉もない季節。人影まばらな園内を徘徊。