絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

2006-01-01から1年間の記事一覧

いたちごっこ?

プロバイダーから、メール送信できなくなるかもよ~ん、という通知が来た。はてさてと、OP25B(Outbound Port25 Blocking)なるものをネットで調べてみる。単純な頭で理解したところによると、回線使用しているプロバイダー以外のサーバーから送信されたメール…

ポカポカと

年の瀬に神様の贈り物のような上天気。すべきことはあれども散歩に出る。そういう時間のために生きているのだ。

イノシシ、シシシ

年賀状をがんばる。宛名書きをしていると「おや、この住所さっきも書いたぞ」と思うことがある。そうか、あの人とあの人はご近所さんなのか。でも、あの人とあの人はたぶん知り合いではないから、コンビニとか駅の階段とかで偶然会っても赤の他人としてすれ…

ポップアップ!

池袋西武で「ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展」を観る。いわゆる飛び出す絵本なのだが、その精巧さは驚異的。一品ものならともかく大量生産でこれだけのものが作れるとは。完全にしかけを楽しむものだから、普通の絵本とはまったく別種の作品と考えた方…

昨日

高校時代の仲間と忘年会。8人。フリーの編集者と猫を6匹飼っているコンサルタントと霊長類学者とカーナビ開発者と怪しい医者と高等遊民とお好み焼屋と絵本作家。心躍る取り合わせである。やれやれ。20代のころは昔の友と会いたいなんてまるで思わなかっ…

今年もあとわずか

鬼を笑い死にさせるべく再来年の絵本の打合せを三鷹台で。とぼけた味の笑える絵本になるといいな。ビーラビッツに寄って『わたし ねこ』(岩瀬成子・作 佐野洋子・絵)と『オオカミのゆめ ぼくのゆめ』(三田村信行・作 佐々木マキ・絵)を購入。さて、これ…

閉店へいてんヘイテン

始まりあるものには終りがある。学生時代からぼくが通うお店(特に飲食系)はよくつぶれた。ぼくが疫病神だからではないと思う。単に空いている店を好むからだろう。不味くても空いてる店。満席で追い立てられるように食べるなんて考えられない。 高円寺の「…

りんご、かわいや

頂き物のりんごを机の上に置く。そこはかとなく香るぞ、嬉しき。大きさが問題だ。一度で食すには大きすぎる。といって切ってすぐ食べなければ変色するし。頬杖つき、りんごを見ながら悩む日々。

長いトンネル

やっと出口が見えてきた。

丸いというのは良いことだ。

昨日のこと

ガキのころからの将棋仲間(プロ九段含む)と白昼堂々忘年会。体調不良とかで飲まない者2名。寄る年波というヤツか。プロ九段は今年好調で期待していたのだが最近は大失速中。。。心機一転浮上してくれますように。原宿に移動、ラップネットシップで「マグ…

クマのように行って返って

いいアイディアが浮かぶと部屋の中を歩き回るクセがある。広くもない部屋なので行って返って行って返って。たぶん興奮しているのだろう。過去の経験からして、その歩き回る時間はアイディアの良さに比例する。今日は一時間ほど歩いていた。これはかなりです…

HERE COMES THE SUN

曇りや雨が続いて、やっと気持ちよく晴れた!という日に聴きたい曲といえば、ビートルズのHERE COMES THE SUNとポ-ル・マッカートニーのBAND ON THE RUN。朝からHERE COMES THE SUNを聴きながら掃除、洗濯、不用品分別に精を出す。長くて寒くて寂しい冬だっ…

むれげったん14

昨日は寒かった。例によって出掛けにぐずぐずしていたから、麻布十番ギャラリーモナで樋口裕子さんの個展『少女花札』を観た後、スペースユイの片山健さんの個展による時間はなくなり、原宿シーモアグラスに直行。いのうえよしてるさんの個展「ぶたおのおも…

みづゑ賞

「みづゑ」という雑誌が去年から始めたコンペがみづゑ賞。その発表があったのだが、結果は絵本部門・イラストレーション部門ともに大賞該当者なし。盛り上がらないこと甚だしい。たとえ突出したものがなくても応募作中のナンバーワンに大賞を出すべきではな…

金の輪

表参道で新しい絵本の打合せ四時間ほど。いつもとは少し違う段取りで進行中。いつもと違うというのはそれだけでもうワクワクすることだ。品川のギャラリー・オキュルスで吉田稔美個展「金の輪」。小川未明作の新刊絵本の原画展。小川未明の作品はそれほど数…

ロシアのわらべうた

ブックギャラリーポポタム で、復刊なった「ロシアのわらべうた」(文・内田莉莎子 絵・丸木俊 架空社)の原画展を観る。ロシアの子どもたちに長く親しまれてきたのであろう唄には動物たちが多く登場し、いきいきと表情豊かな猫やウサギに思わず微笑んでしま…

ウッホッホと上機嫌

夏から宿題だった原稿がやっと書けた。よし!温泉行ってこよう。

一万年で0.5mm

犬歯が長いのだと思う。口の中をよく噛む。99パーセント下の犬歯の仕業である。長いし尖っている。現代人の生活にこんな犬歯が必要だとは絶対思えない。それは遠い先祖にはこんな犬歯も有用だったのだろう。たとえばマンモスの生肉を噛み裂いたりするのに。…

パソコンはやっぱテキトーだよね

今日も気持ちの良い一日だった。秋はいいなあ。好きだなあ。気持ち良くないこともあった。古いOSを使っているからか、キャッシュが壊れて「開くボタン」等が文字化けを起こしたのだ。セーフモードで起動したり、ttfcacheを削除したりしてみるが、直らない…

今日は満月

髪を切る間もないほど勤勉に働いているので(本当か?)、頭がすっかりボサボサになって、さすがに鬱陶しいから短くした。もっと短くしてもよかったが、これから寒くなることを考えればこんなもんだろう。そろそろ冬物も出さないと。

実存とは何ぞや

おまけを更新。「存在のやるせなさシリーズ2」フリーペーパー「むれげったん12号」には井上よしてるさんの絵と一緒に載っていますが、9月発行なのでもうなかなか見つからないかも。テキストだけこちらにも載せておきます。

電信柱と妙な男

十月も終りか。それはまあいい。ちょっと前のこと、スバラシク背の高い人と会った。明らかに190cm超級。並んで歩きながらしゃべっていると、思わず笑ってしまうような妙チキリンな感覚がある。そこで思い出したのがこの絵本。『電信柱と妙な男』 小川未…

さーてさて、

何か見えたような気がする。昨日の名人の言葉は「あきらめてはいけない」「功をあせってはいけない」と意訳することもできるな。

集中するぞ集中するぞ集中するぞ。

追い詰められても最後はなんとかなると思っている。「助からないと思っても助かっている」は将棋の大山康晴十五世名人の言葉。「最初のチャンスは見送る」というのもある。名人の言葉は深い。浅いように見えても深い。たぶん、ね。

歩きながら考えたい。

夜の散歩が好き。落ち着いて考えごとに浸れるから。歩き出して10分、いい感じに思考が深まってきたところに雨が振り出し、つくづく冴えない気分で帰ってきた。それなのに。なんだ、もう止んでいやがる。もう一度出てまた降ってきたらいくらなんでも不愉快…

今日のような日、便利です。

西友ネットスーパーというのをときどき利用する。ネットで注文すると当日か翌日に配達してくれるから雨続きの折などはとても便利だ。5000円以上で送料無料。生鮮食料品で5000円分は一人暮らしにはきついので米とかペットボトル飲料とか日持ちするものを多く…

とまとまと!

昨日は ☆ポポタム☆ で竹内通雅さんの個展を観る。新刊絵本「たこたこふうせんとまとまと」の原画が中心。タイトルいいなあ。とまとまと。歌って踊れる絵本作家の竹内さん、音楽仲間を伴ってのライブ演奏もあり、秋の夜の会場は熱く盛り上がったのでありまし…

物騒な世の中だが

爆弾テロみたいな音がするから何かと思ったら、どこかの部屋でリフォーム工事をやっているのだった。なんでも一ヶ月あまりかかるというのだった。小さな部屋のリフォームにそんなにかかるとは核シェルターでも増設するんだろうか?

モノは捨てたときゴミになる。

鬱蒼とした庭木のある隣家の方は、毎朝落ち葉を掃いている。大変そうだ。しかし落ち葉は元来ゴミではない。自然の中では土に還り再び木の養分となる循環の一部だ。燃えるゴミに出されては葉っぱのフレディーも浮かばれまい。庭の隅に埋めるとかで何とかなら…