絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

かいじゅう襲来

編集Nさんから連絡あり。来週原画を見られるとのこと。いよいよだな。

ぶーちゃんのブタ展

池袋で打合せのあと東武百貨店美術画廊で「イバラードの世界」、毎年恒例の井上直久さんの個展を観る。何年か前のこと、ピンポイントギャラリーでお会いする機会があり、ご挨拶して少しお話をうかがったが、そのとき井上さんは名刺を切らしていた。よくある…

リアルな不条理は虚構の現実

年度末恒例の道路工事が続いている。毎年同じところをやっているのが謎。掘りおこしては埋め、掘りおこしては埋め。カフカの小説みたいだ。

どこでも美術館?

新池袋モンパルナスのチラシをもらった。「まちがどこでも美術館」と書いてあった。いいなあ、と思った。よく見ると「まちかどこども美術展」だった。うん。これも悪くはない。

何か起こっているのか?

雨の予報に反して素晴らしい青空が広がった。帽子・サングラス・マスクの対花粉完全装備で出かける。銀行では何か言われるといやなので、サングラスだけは外した。このところヘリコプターがやけに目につく。ひと月ほど前からか、毎日のように新宿から池袋に…

雲がぐんぐん流れている。

予約していた本を取りに図書館へ。閉まっていた。月曜休館は頭に入っているが、第三木曜はうっかりしやすい。区によって違うし。がっかり。牡丹寺の異名を持つ薬王院によってみる。斜面に約千株の牡丹が植えられた牡丹の名所だ。まだ小さなつぼみの段階で、…

博士の愛したサンテグジュペリ

「博士の愛した数式」を観る。竜も魔法使いも出てこないがこれはファンタジーだ。80分しか記憶が保持されないという特殊な設定、周到に排除された固有名詞、そして善意の人だけで構成されたドラマ。ここに描かれたのは生身の手応えある現実ではなく、清潔に…

小雨の中、町へ

午後から三鷹。上々堂で絵本を物色した後、駅の反対側のギャラリー犀で岡田千晶さんと鎌田光代さんの二人展へ。お二方とも存じ上げなかったのだが、DMを見たら行きたくなった。案の定と言うべきか、いろいろいい仕事をされている方々のようだった。岡田さん…

夢の結晶系

吉田稔美さんから『夢の結晶系―たむらしげるの色鉛筆』をいただく。吉田さんがブックデザインを担当、クロス装に箔押しの愛蔵版的造本が所有欲をくすぐる仕上がり。本とは「手の中におさまる世界」なのだと教えてくれる。どんなにメディアが発達しても本とい…

風が強いとカラスが遊ぶ

関東地方で今日吹いた風は春一番だとか。風が強い日にはカラスがへんな飛び方をしていることがある。風上に向かって、羽ばたいては止め、羽ばたいては止め、行きつ戻りつしていたり、ついーっと横滑りしてみたり。あれは絶対、強風で飛びづらいのではないだ…

太陽賛歌

昨日今日と晴れて嬉しい。たまっていた洗濯物を片付けて一安心。最高気温は12度というけれど、まったく寒くない。冬の初めごろは18度でも寒かったのに、身体の適応力というのはたいしたものだ。世界は広く、最低気温が零下20度を切る土地に住んでいる…

明日は晴れる、かな?

マンションの屋上に出て空を見るのが好きだ。流れていく雲、旋回する鳥、夜には月と星。ほっとする。しかし残念なことに、このところずっと雨と曇りばかり。かれこれ半月もこんな天気とは、この時期には珍しいのではないか。今晩も雲が多いが、その切れ間に…