絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

2007-01-01から1年間の記事一覧

何事もなく年の暮れ

27日は板橋区立美術館のブルーノ・ムナーリ展と今年最後の打ち合わせ。28日は趣味の仲間と忘年会。今日29日は大掃除前半、散らかったものを整理して不要品を捨てる。明日は大掃除後半、掃除機かけと水回り清掃。しゃんしゃんしゃんと手続きのように進んでい…

図書館に警備員いらない。

豊島区立中央図書館はなかなか素晴らしい図書館だが、いつも警備員がうろうろしているのはいただけない。同時に複数見かけることさえある。何の役にも立たない上、雰囲気が悪くなるじゃないか。そんな予算があったら本を買え。図書館の命は蔵書だよ。警備員…

年末モードたけなわ

昨日から今日にかけて忘年会のハシゴ、最近では珍しい朝までコースとなって眠い一日。めげずに年賀状制作に励む。元旦に必ず着くにはいつまでに出せばいいんだろう?どうも民営化の影響で予想外のことが起きそうな予感がする。

重き荷を負いて

先日中島みゆきが歌った曲に「重き荷を負いて」というのがあった。その一節が「がんばって悲しみたいな」と聞こえて腑に落ちずにいた。がんばって、悲しむ? なんだそれ?歌詞を調べるとわかった。正しくは「がんばってから死にたいな」だった。これもずいぶ…

どうでもいいけどトンガラシ

東京国際フォーラムで中島みゆきのコンサートを観る。聴く。前席についたロマンスグレーおじさんの座高が尋常でなく高く愕然とした。居並ぶ頭の中で10センチほど突出している。が、開演と同時に(ぼくがはたいたわけでもないのに)ちょうど10センチほど沈下…

少しは丸くなれよオレの犬歯。いい年なんだから。

犬歯が尖っているせいだと思うのだが、よく口の中を噛んでしまう。すると噛んだところが微妙に腫れる。微妙に腫れているゆえ同じところをまた噛んでしまう。何度も何度も何度も何度も。せつないねえ。

配本

『はっぱみかん』、明日12日配本です。今週末から順次書店に並びます。お見掛けになったらどうぞお手にとってご覧ください!

第2期スタート

著書紹介を更新。『はっぱみかん』(山口マオ・え 佼成出版社)の情報をアップしました。前作の『かいじゅうじまのなつやすみ』が区切りの10冊目の絵本だったので、これから絵本作家としての第2期スタート!という感じです。新たな気持ちで、頭に葉っぱをつ…

飛行機で木星には行けないよ。

夜中に目が覚めたとき頭の中にひとつの疑問があった。松田優作が「ジュピターはまだか?」というセリフを吐く映画はなんだったか?ぼくはそこで起きだしてパソコンを立ち上げる人間ではない。あっさりまた寝る。夢で創作のアイディアが浮かんだときなどもそ…

てれび絵本あります

ネズミ年も近づいた今日この頃、『おうさまになったネズミ』が放映されます。NHK教育テレビ 12月7日(金)午前7:30~7:35朗読は渡辺いっけいさんです。何度目かの再放送になりますが未見の方はぜひ!

敵は意外なところにいる。

交換したハードディスクは安定して働いている。大変けっこう。もう一ついいことがあった。同じときにキーボードの隙間に溜まったほこりをていねいに取り除いたら、キータッチの反応がよくなったのだ。いやいや正常になったというべきか。激しく連打しなけれ…

「旅人の目」

青山のオーパギャラリーで山口マオさんの個展「旅人の目」が始まりました。★オーパギャラリー★会場に今月中旬発売の新刊『はっぱみかん』の見本が置いてあります。未だ製本されていない状態ですが、一足早くご覧になれます。マオさんは会期の半分くらいは在…

秋深し

昨日は本郷へ、ギャラリーアートスペースで井上直久と谷口愛、ヴァリエテ本六で西村敏雄。今日は池袋、ブックギャラリーポポタムで丸木俊、マルプギャラリーで佐藤繁。忙しくてもいろいろ観る。楽しいからね。雑司が谷霊園の紅葉が見頃。といってもどうも鮮…

木炭画の世界

岩國宏志ギャラリーを更新。現代日芸公募展の情報です。北千住で29日(木)から。詳しくはトップページのリンクをご覧ください。

首を鳴らさないで生きる。

首が凝ったときに曲げたりひねったりすると、コクッとかコキッとか音がする。そんなもんだと思ってきたが、世の中には首を鳴らさない人もたくさんいるし、コキッとなって凝りがほぐれたように感じるのは錯覚だという説もある。それどころか首を鳴らしすぎる…

オリジナルを尊重するということ

銀座のギャラリー福山に「田中清代銅版画展 おはなしのイメージ vol.3」を見にいった。今回はアンデルセンの「雪の女王」がメインテーマだったのだが、絵に着いた説明文を読んだり田中さんと話したりしていると、ぼくの記憶にある「雪の女王」とは細かいとこ…

恥ずかしい

腹巻きをしたまま外出してしまい、銀行に行ったり友人に会ったりしたあとようやくそれに気づき、どこかのトイレにでも入って脱ごうか、それともこういうファッションなのだと平気な顔をしていようかと思い悩みながら歩き続ける……という夢を見た。来年に向け…

ダルヴィッシュ

雑司が谷霊園そばの旧宣教師館で絵本「金の輪」の展示会を開催中の吉田稔美さんたちとペルシャ料理店ダルヴィッシュへ。ダルヴィッシュ有のお父さんがやっている、わけではないらしいが、かなーり雰囲気のある店内でペルシャ(イラン)民族楽器の生演奏が聴…

納豆うまい

豆を腐らせて食うなんて考えついた人は天才だ。ノーヘル賞に値する。本当は考えついたんじゃなくて「あーあ、腐っちまったよ。でももったいないべ。死にゃしないだろ食っちまえ。ん? うまいべ! これからは全部腐らせて食うべ!」ってな話に違いないけど。…

どちらも「ヨ」がつくからといって

最近聖書を読んでいる。いや、読んでいるというほどでもない。長大なこの書物の、あちらをちょろりこちらをちょろり、かじっている程度。初めて読むが、エピソードとして知っているものは数多くあり、けっこう面白い。ヨブ記を読みながらずっと、ヨブはいつ…

進んでおります。

Y.Mさんの絵が全部そろったということで出版社に見にいく。おお。木版画の味わいが嬉しい出来。表紙デザイン案も検討。シンプルそのもので潔いが、もう少し遊びを入れるべきなのか難しい。専門外だからお任せにしてくる。12月刊行予定。もうじき詳細を明らか…

ワールド全開

N.Aさんのラフが届いた。編集氏が「ワールド全開ですよ!」という通り、ラフの時点ですでに相当笑える。申し分なし。お話を書いてから絵描きさんを探したのだが、このラフを見ると、初めからN.Aさんのために書いたお話だったようにしか思えない。刊行予定は…

楽しみ楽しみ♪

担当さんから電話あり。Y.Mさんの絵が一部とどいたそうで、今週中にほぼ(?)全部できる予定とのこと。ああ待ち遠しい。週明けには見られるかな?

ぼくの名前はルカ。2階に住んでる。

図書館のCDコーナーでスザンヌ・ヴェガの「孤独」を見かけ、懐かしさに思わず借りてくる。それにしても図書館が毎日十時まで開いているのは冗談のように喜劇のように素晴らしいことだ。リンクに絵本作家かとうまふみさんのサイトを追加。ギャラリーと指人…

「十二人の怒れる男」

文芸坐で「裸足の伯爵夫人」と「十二人の怒れる男」。どちらも50年前の映画だ。「十二人の怒れる男」は殺人事件の陪審員を務めることになった12人の男たちの話で、最初から最後まで陪審室の中だけが舞台という、およそ映画向きでない設定なのだが、見事な脚…

長くつきあいたいよね、できるなら。

ハードディスクを交換。異常音はなくなった。何日か様子を見ないと安心はできないが、コンピューターに詳しい人にやってもらったから多分大丈夫だろう。パソ君、無理はさせないから、もう少しつきあってくれたまえ。

怖い怖い

パソコンを立ち上げるときハードディスクがピィーと泣く。こういうのはかなり危険信号らしい。長く使っているからなあ。急いでデータをバックアップ。そのときが来る前に早くなんとかしなければ!

効率悪く動いています。

学芸大学のギャラリーtrayでケッソクヒデキさんの個展「SILHOUETTE」新宿ジュンク堂で大海赫(おおうみあかし)さんの紙芝居&トークの会。三鷹のギャラリー犀で「小さな額絵の大展覧会」トムズボックスの井上洋介展にも寄ろうかと思ったが、ちょっと疲れた…

めくるめく80年タイムマシーン

文芸坐。まず「ダイ・ハード4.0」の予告編。それからシネマクラシックス・ハリウッド編ということで「雨に唄えば」「お熱いのがお好き」等50年代映画の予告編。続いて本編でエイゼンシュテイン監督の「十月」と「戦艦ポチョムキン」、1920年代ロシア映画。あ…

本を共に作るとはどれほどのことか

もう一年も前に出たものだが「飛ぶ教室 ほぼまるごと一冊 長新太」を読んでいて驚いた。長さんは共作した文章作家にその本の全原画を「記念に」とプレゼントすることがあったそうだ。好きな画家に描いてもらえるだけでも嬉しいのにね。これ以上嬉しい「記念…