絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

昨日

高校時代の仲間と忘年会。8人。フリーの編集者と猫を6匹飼っているコンサルタントと霊長類学者とカーナビ開発者と怪しい医者と高等遊民お好み焼屋と絵本作家。心躍る取り合わせである。やれやれ。
20代のころは昔の友と会いたいなんてまるで思わなかった。同窓会の知らせがあっても、後ろ向きでカッコワル、けっ!って感じだった。変われば変わるものである。なにしゃべってても面白い。
編集氏が当時自主制作して文化祭で上映したという映画(!)を持ってきていて皆で観る。いやあ、これが作品になってるんだよね。演技はともかく、脚本と演出はきちんとしていて、驚いた。
ぼくは映画は作らなかったけれど、同じく文化祭で「十二人の怒れる男」(シドニー・ルメット)の舞台をやったことがあった。舞台はナマモノ、20年後に見返すことはできない。残念のような残念でないような?