絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

ロダンのココロ

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谷中ボッサで『菅原克己の風景展~昼と夜の空のつぎ目で~』
内田かずひろさん、保光敏将さん、山川直人さんの3人展。
菅原克己という詩人は知らなかった。それほどメジャーな人ではないらしい。高田渡がその詩を歌にして、その歌を聴いた内田さんたちが感動し、絵やマンガを描いた。その絵やマンガを見て、ぼくらが菅原克己という詩人を知る――良いものは人の心から心へ伝わっていくのだ。

内田さんの新刊は『ロダンのココロ 春』(朝日文庫
15年位前か、朝日新聞に連載されていた「ロダンのココロ」を読んだときは、だいぶ年配の漫画家さんだと思い込んでいたっけ(笑)。
4年前、三浦太郎さんの個展の2次会でお会いして、話してみたらそんなに年は違わなかった。
20代であの味わいが描けるとは……ふしぎな方である。