絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

ボローニャとイラン

板橋区立美術館へ、昨日から始まった「ボローニャ国際絵本原画展」を観にいく。20ヶ国87人の作品展示、うち日本人入選者13人、知人も何人かいて嬉しい。
今日は「知られざる絵本大国イラン」という講演もあった。ペルシャ語翻訳家の愛甲恵子さんと絵本作家の田中清代さんがイランの絵本をたくさん紹介してくれた。
愛甲さんはご友人と二人でサラーム・サラームというユニットを組み、イランの絵本や雑貨を輸入したり、展覧会を企画したり、ユニークな活動を続けている方で、一昨年渋谷パルコでの「イランの絵本展」で存在を知った。
おそらく日本にはペルシャ語ができる人自体少ないし、その中で絵本を愛する人となるとさらに少ないから、お話を聞けるのは貴重な機会だった。
今後もっとイランの絵本が翻訳紹介されますように。