絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

悪魔談

「ルシファンは早熟な娘だった。彼女は14歳にして小説を書き、小説家を目指していた。」

少女というのはしばしば早熟なものです。何と比べてって、それは少年と比べて。
生物学的な違いと言ってしまえばそれまでですが、14歳の人たちにとってそんな理屈など何の慰めにもならないでしょう。精神年齢の違いはときに残酷なものです。

思春期の少年少女が登場する、北野玲さんの連載更新です。
1666号、「悪魔談 第4回」お楽しみください。