絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

春はカメの背中に乗ってやってくる。

陽気に誘われ近所の散歩。
ちょっとした森のような公園を行くと、
すれ違う人の表情にも春への期待がうかがわれるよう。

川沿いを歩く。石段を登る。
木漏れ日がほのかに温かい。

池の真ん中の岩には、大きなカメが甲羅干し。
もう冬眠から覚めたのだ。