絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

よつばのクローバー

昨日はジュンク堂おはなし会のとき手伝ってくださった高士麻奈美さんが園長を務める保育園「よつばのクローバー」に遊びにいきました。
板橋区志村の、いい感じにのんびりした住宅街にある、かわいい保育園でした。
園児とそのお兄さんお姉さん、お母様方を前に、ぼくの絵本をたくさん読みました。

「おしゃれなのんのんさん」や「かいじゅうじまのなつやすみ」は何度も園で読んでもらっていて楽しみ方を心得ている感じ。
初めて見る「はっぱみかん」は、みかんに顔がついていてしゃべるというだけでもう嬉しいようで「みかん!みかん!」と大興奮。何人もの子が絵本のみかんに触りに来ました。
やはり初めての「とんでいく」は同じ鳥の絵がタカにもガンにも見えるふしぎな絵本なので子どもたちもびっくり。小学生の女の子が「なんで!?」「わかった!」と叫んでいました。

園の本棚にはいい絵本がいっぱい。スタッフが絵本の素晴らしさをよく理解しているから、よつばの子たちはみんな絵本が大好きなんですね。
園にある「ながいながいへびのはなし」はあちこち痛んで修繕と補強がなされていました。でもぼろぼろになるのは愛された証拠。絵本としては本望でしょう。そしてもちろん絵本作家としても。

楽しい一日でした。
よつばのみなさん、ありがとう!