最近出会った絵本でもっとも
インパクトがあったのがこれ。
『まるまるまるのほん』
ポプラ社 エルヴェ・テュレ さく たにかわしゅんたろう やく
ぼくは丸と三角と四角しか出てこない絵本を作ったことがあるけれど、この本はなんと丸しか出てこない。
絵本は読むものという
固定観念をぶち壊して、絵本をゆすったり、傾けたり、クリック(!)したりして楽しむ、まったく新しい発想の作品。音が出たり飛び出したりといった仕掛けではなく、絵と言葉だけで「遊べる絵本」を作ったのがすばらしい。
日本で紹介されるのは初めての作家とのこと。ぜひ他の作品も見てみたい。