絵本作家風木一人の日記

絵本作家風木一人の日記です。

児童書版ホームレス中学生

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昨日は打合せで逗子の山本祐司さんのお宅へうかがった。秋発売の雑誌のお仕事。いい絵が仕上がっていて安心する。
お昼をご馳走になったあと自然豊かなお宅の周りをぐるりと案内していただく。トンボ、カエル、ザリガニ、チョウ、ゴミムシなど見つけて楽しむ。本当は今回は編集の方だけで原画を受け取ってきていただいてもよかったのだが、山本さんが「いろいろ虫いますよ」というので釣られて行ったのである。正解だった。山本さんが発見した虹色に輝くタマムシの羽をお土産に持ち帰る。
帰りの湘南新宿ラインに乗ると10センチくらいもあるショウリョウバッタも乗っていた。逗子のバッタは新宿や池袋では暮らしていけまいと親切心を起こし、捕まえて外に出そうしたら、その手をすり抜けひゅるひゅる飛び、勝手に出ていった。

山本さんの新刊はあの『ホームレス中学生』の児童書版。お父さんのぶっとんだキャラに唖然とするが、最後まで読むとそれにはわけがあることがわかる。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4847017943